【36mm】ヤマトタマムシ 標本
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学名: Chrysochroa fulgidissima
タマムシ科は日本国内にも多くの種類があるが、中でも標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ、学名:Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))として知られる種は、美しい外見を持つことから古来より珍重されてきた。日常的にはタマムシと言えばこの種をさすと見ていい。別名にヤマトタマムシ、フタスジアオタマムシ、フタスジルリタマムシなどがある。
日差しの強い日によく活動し、成虫の餌であるエノキやケヤキなどの生える広葉樹林を飛び、夜間は幹の陰に潜む。エノキやケヤキ、マキなどの高所の幹をのこぎりで挽くと、その香りを求めて切り口付近によく集まり、数匹で乱舞することもある。一方で垣根の乾燥した竹や一本だけ突き出た枯れ枝で日光浴する個体もよく見かけられる。警戒心が強く動きは機敏だが、人間が2m位に近づくとぴたりと動きを止め、更に近づくと飛び去ったり、茂みに落下したりして姿を消す。
卵はエノキ、マキ、ナツメ、リンゴ等の樹皮の割れ目や傷跡に生み付けられる。幼虫は幹の奧深く楕円形の穴を幹に沿って空けて食害するため、表面からは見つけにくい。風雨で幹が折れたり木が倒れたりする事故の原因となり得る害虫であり、果樹園経営者や庭師などには忌み嫌われる。
この種の上翅(鞘翅)は構造色によって金属光沢を発しているため、死後も色あせず、装身具に加工されたり、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われたりしている。加工の際には保存性を高める為にレジンに包む事もある。「どのようにも解釈ができ、はっきりとしないもの」の例えを玉虫色というのは、光の具合で羽の色が変わってみえるこの虫に因む。日本には、タマムシを箪笥に入れておくと着物が増えるという俗信がある。
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私が計測したところ頭胴長で36mmでした。
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